従業員の気持ち、無職の気持ち
去年までは会社員でした。
この時期はクリスマスギフトが従業員全員に配られていました。
物だったこともあるけれど、商品券をもらう年が多かったです。
今年は無職です。当然、会社からのクリスマスギフトはありません。
会社員時代は、チームのクリスマスディナーもありました。会社持ちです。
企業年金制度も(私の掛金は微々たるものだったけど)ありました。
法律で定められた有給休暇と病欠制度もあり、従業員の権利が守られていました。
仕事は大変なことも多かったけれど、厚い福利厚生があったんだなあと。
私の親は昭和時代のサラリーマンで、大企業は福利厚生の規模が全く違い、給与の額面には現れない優遇が多々あり、安心だから、大企業に就職するのが良いという考えでした。
私はそういう考えが嫌だったこともあって(それだけが原因ではないけれど)、海外に飛び出したのでした。
海外で留学後、偶然、大企業に就職しました。(この間に色々あったけど、はしょって一言で事実だけ書くとこうなる。)
なんだかんだで、当初就職した大企業やその他大組織で合計15年ほど働き続けていました。
15年という年月は、だいぶ長い。染まらないようにしていても染まるのに十分な年月。
気づけば、親と似たメンタリティで、企業に寄りかかっていたかもしれません。
来年はどんな年になるか。
仕事の探し方についても、1年たって色々抜けたところで新しい目で見られたら嬉しい。
15年の蓄積は1年で全部ぬけないだろうけど、自覚的に、自分が仕事としてできることと、手放してもいいことを切り離して考えようとすることはできる。
会社やめてちょうど1年、無職も1年の記念に書きました。