まとめばスイス

物価高の国で仏陀の如く過ごしたい

スイスで買ったスペイン豆がエジプト産という

スイスのスーパーで、

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スペインって書いてあるピーナッツ買ったら、

 


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裏をみたらエジプト産だった。

スペイン産じゃないのね。

これってどういうことやろ?と考えたんですが、ドイツ語でピーナッツのことをスペイン豆って呼んでる、ってことなんですかね。後で裏とろう。

 

ここまでで国名が既に4つも出て来てます。

 

そういえば昔の日本語(?)だとピーナッツのことを南京豆って言ってたような?

 

ピーナッツというのはどこかよその国から来た豆感が満載なエキゾチックな食べ物?

 

味は美味しかったです。

 

ちなみに、今日は  Denner  という安売りスーパーで次の1週間ぶんの食料品買い出しをしました。上の写真でも赤いシールがお得感アピール。

Dennerは、Coop  や  Migro と比較すると体感でだけど総額で2割くらい安い気がします。ポイントとかないし、置いてあるものもちょっと限定的だけど、安い。

 

 

スイス版 iDeCo口座 個人年金3a口座をついに開設

先日、スイスで節税したいんで、今年中に個人年金をどげんかせんといかん。という記事を書きました(以下)。

jptoch.hatenablog.com

 

スイスで「3a」と呼ばれる税制優遇がある個人年金制度は、日本でいえば iDeCo に該当するのでしょうか。

検討の結果、VIACという会社の3a口座を開設しました。

以下、覚え書き。

格安系(オンライン系)を選択した理由

  • 店舗でコーヒーを頂いたり、商品の詳細説明を受ける必要はないから、格安のオンライン会社で全く問題ない。
  • 全部オンラインで手続きできるから、時間の節約になる。
  • 年間手数料が通常の銀行や保険会社と比較して相当おとく。

オンライン系の中でVIACを選択した理由

以下、なんやら横文字の会社名が連なっていますが、各会社についてほんのちょっぴりではありますが上のリンクで言及していますのでよかったらご参照ください。

  • Descartesは英語サイトがないため却下(さすがにお金がからむところでは超初心者レベルのフランス語をついでに勉強しようという気にならない)。

  • Selmaは手数料が(格安系の中では)割高なようなので却下。

  •  

    Finpensionは手数料一律0.39%と最安値。さすが今年10月に始めたばかりなだけある。ただしこれにVAT7.7%が加算され、実際の手数料は0.42%となるが、それでもFlanklyの一律料金0.47%より安い。ただし、Finpensionはスイス国外に転居した際の解約手数料が250フランかかる。今後、万が一他国で転職の可能性を考えると、我が家では残念ながら却下。
  • Franklyは最後までVIACとどちらにするか迷った。口座開設前のウェブサイトに各プランの手数料リストが記載されていない。
  • VIACはその点、口座開設前のウェブサイトに各プランの手数料総額が明記されてており、Franklyと比較すると透明性がより高いように感じた。これが決定的。
  • 我々は株式に最大限投資するプランを選択する予定だが、同プランの手数料を比較した場合、VIACは0.54%で投資商品に係る手数料込み、Franklyは0.47%で投資商品に係る手数料は別途。上記の通り、Franklyの手数料リストは少なくともウェブサイトのすぐ見つかる場所にはない。そのため最終的な手数料を含んだ金額はVIACと同等レベルになる可能性も。すごく探せばわかるかもしれないが・・・
  • VIACの手数料は選択するプランによって異なる。もし将来的に債権の割合が多いプランに変えた場合、手数料は低くなる。
  • VIACはアプリとウェブで利用可能。Franklyは今のところアプリのみ。私はデジタルネイティヴではないからか、アプリだけよりもウェブ版あるほうが使いやすい。ただしこれは nice to have レベル。
  • VIACは無料でミニ保険がついてくるらしい。本当に必要なものかよくわからないけど、一応情報として書いておく。

なお、以下は、公式サイトでは情報見つけることできず、ネットの口コミで見かけた未確認情報なので要注意だが備忘として。

  • Flanklyのプランは為替ヘッジの割合が高く、長期的にみて運用成績に影響があるとか?
  • Flanklyの手数料は一律0.47%なのが売りだが、投資していない現金部分にもこの手数料がかかるとか?

VIACの登録、本当に簡単にできた

必要書類は夫(納税者)の滞在許可証コピーのみ。本当に5分くらいですぐに開設できた。すごい。

ちなみに、VIACに限らず、各社、割引コードがネットのあちこちに落ちているようなので、登録前に探すとよいと思われます。

とりあえず、12月中に何とか開設できてよかった。これ、通常の銀行や保険会社だと、たぶん郵送で書類送ったり送られたりでもっと時間かかるんじゃなのかな(実際にやってないので憶測)。

 

おことわり

当記事は、私がアクセスした範囲の情報に基づいた個人的な覚え書きを目的として書きました。

本記事に起因する損害について、直接的間接的にかかわらず、筆者は一切責任を負いません。

本記事の内容で不正確な箇所があれば、ぜひご指摘ください。

インターネットのおかげで今年は情報収集担当者になれた

スイスに来てから、私は我が家の情報収集担当者になりました。

家庭内の話で恐縮です。

情報収集担当者の職務は、無職で時間があるので、あらゆる下調べを担当するというものです。内容は、財務、税務、保険から、家財道具や電化製品の買い物など。情報をまとめてプレゼン資料(という名前の走り書き)を作り、夫と相談のうえで、最終的に決定をすることになります。

私の担当者としての活動で、夫の時間を相当節約できていると自負しています。

 

今は政府公式情報から個人の口コミまで、文字通りあらゆる情報がインターネットで入手できる本当に有難い時代です。

新しい国にきて、誰一人として知り合いがいない状況でも情報が入手できるというのは、新参者にとって大変ありがたいことです。

 2020年のコロナ規制の中、ほぼ誰とも会わないまま、なんとか最低限必要な情報が入手できて、おおえばりで担当者やでーなどとブログに書ける。

もちろん、今でも、インターネットに載っていない貴重な情報はたくさんあり、それらについては、地元のネットワークに入っていないとわかりませんが。

 

2020年もあと少しとなり、今年スイスに引っ越してきたはいいが、ほぼ何もしていなくない?という感覚に襲われてしまうこともありますが、いやいや、自分史上最長でネット上にいて、情報収集担当者としての職務を全うしたやん。と思うことができます。

 

しかし、何か役に立ちたいと思っているからこそ、こうやって肩書をつける遊びをしたりするんだろうな(ブログのネタとはいえ、そういう気持ちがないとネタとして出てこない)。

 

特に何か、誰かの役に立たなくても、何もしなくても、ただ私は存在している、それでいいのだ。といつか思うことがあるだろうか。

スイスの年金制度 覚え書きメモ(2020年)

今年スイスに引っ越して来ましたが、とりあえず、今年中に、個人年金をどげんかしたほうがいいらしい。

とりあえず今まで分かったことの覚え書き。少し個人的なコメントも混入しています。

 

スイスの年金制度

  • スイスの年金制度は3本の柱から構成されている。
  • 第一の柱は公的制度、第二の柱は企業年金、第三の柱は個人(私的)年金。
  • 第三の柱である個人年金は、3a と3bの2つの種類がある。

個人年金 Pension3a 

  • 個人年金 Pension3a に対する一定金額までの拠出は所得から控除が可能。この金額は毎年改定され、2020年は、給与所得者の場合6826スイスフラン。自営業で第二の柱がない場合は、手取り年収の20%で34218フランまで。
  • 年金受給年齢前であっても、自宅を買う場合、家のローン、スイス国外への転居、自営業への転職、などの場合は引き出しが可能。
  • 2020年分の控除を受けるためには、今年中に年金プランを決めて、掛け金も払い込まんといかん。年をさかのぼっての掛け金支払いはできない。

個人年金 Pension3a の取り扱い機関

  • 個人年金 Pension3a のサービスを提供しているのは、大きく分けると、銀行系、保険会社系、そして最近出てきた格安系の3つ。
  • 銀行は、年金口座 Pension account を開設するだけなら費用は無料、引き出し時に料金がかかる(以上、我が家が利用している州立銀行担当者からの情報)。年金口座は普通預金よりほんのちょっとましな利子がつく。一方、単に年金口座にぶちこんでおくのではなく、ファンドで運用する場合には別途手数料がかかる。利子率や費用は銀行によって様々。
  • 保険会社は、まあ、そのとおり、保険のついた年金プランを売っている。いろいろある。うちは今は保険はいらないなと思ってあんまり調べてない。
  • 格安系はここ数年で登場。一番最初は2017年のVIAC。なんといっても既存の銀行や保険会社に比べて費用が安い。便宜上、勝手に格安系と名付けてしまったけど、デジタル系とかオンライン系とか言うべきか。正式な呼び方があるんだろうか。

個人年金 Pension3a を格安で取り扱っている会社のリスト

既存の銀行や保険会社ではなく、格安で個人年金 Pension3aを扱っている会社は、調べた範囲では以下。全てを網羅していないかもしれない。

格安系の中でも費用に差がある。取り扱っているプランの内容も異なる。

  • VIAC 格安系最古参。2017年末の登場から2年間は格安系の競争相手なし。提携先 WIR。英語サイトあり。
  • Selma スイスとフィンランドの会社。ロボアドバイザー。2019年11月に 3a 取り扱い開始*。提携先 VZ VermögensZentrum*。英語サイトあり。
  • Descartes  2019年11月に 3a 取り扱い開始*。提携先 OLZ*。英語サイトなし(独仏のみ)、英語サイトないため却下
  • Flankly 2020年3月に 3a 取り扱い開始*。提携先ZKB*。英語サイトあり。今めちゃくちゃあっちこっちで宣伝見る気がする。
  • Finpension 独立系。Custodian Bank はCredit Suisse。英語サイトあり。個人的にはここのウェブサイトのデザインがすっきりしていて一番好き。しかしサイトのデザインだけでサービス選ぶわけにもいかんだろう。

*の印がある箇所は、ネットの二次情報に基づいており、当該オフィシャルサイト上での一次情報は未確認。

(あと、はてなブログで表の作り方がまだわからないので、見にくくてすみません。)

 

個人年金 Pension3b 

  • 上の個人年金 Pension3a に該当しないものがPension3b となる。
  • とりあえず我が家の直近の優先順位は3a なので、3b は今は無視。

 

現時点での覚え書きは以上です。

節税の機会なので、個人年金 Pension3a を12月中に決めてしまおうと思います。といっても12月もあとわずか。今週中くらいには決めてしまいたいです。たぶん格安系から一つ選ぶことにすると思います。

 

おことわり

当記事は、私がアクセスした範囲の情報に基づいた個人的な覚え書きを目的として書きました。

本記事に起因する損害について、直接的間接的にかかわらず、筆者は一切責任を負いません。

本記事の内容で不正確な箇所があれば、ぜひご指摘ください。

 

1つだけ、使うのを封印している日本語の言葉

つい使ってしまいがちだけど、自分も周りも不幸にしがちな言葉

 

それは、「でも」。

 

この単語から始めることを極力避けるように気をつけています。

 

昔の知り合いに話し始めが全て「でも」から始まる人がいました。

日本語だけでなく、英語で話すときもほぼ必ず But...    から始まっており、徹底していました。

文脈的に順接と思われる時にも「でも」。

確固とした信念があるのかもしれませんが、どちらかというと単なる口癖かなあ?という印象でした。

 

いい人なんですが、悪気はないと思うんですが、という前置きは、私が自分を悪者と思いたくないがためのクッションなだけかもしれませんが、実際のところ、その人の「でも」を聞くたび、あんまりいい気分ではなかった。

気分良くなくなるということは、自分自身にもそれを受け取れる受容体があるからで。

存在しないものは、そもそも見えない、受け取れないですから。

私の中に既にあるものをなかったことにはなかなかできないから、せめて自分ができることはやったらいいかなと。

なので、私は「でも」ってなるべく言わんようにしてみようとしている次第です。

 

アマゾンドイツ、またしても期待値マネジメントで株を上げる

先日、アマゾンドイツで新しいスマートフォンを買ったところ、配達予定日よりも早く届いて嬉しかった話を書きました。

その後、スマートフォンと同時に注文していたアクセサリ類もまた、予定日よりも早く到着。

時系列にすると以下の通り。

11月29日 (日) 注文 配達予定日12月7日との連絡

12月4日 (金) 朝 スマートフォン到着

12月5日 (土) 朝 アクセサリ類到着

 

いいなあ、この、念のため遅めに配達予定日を設定しておくシステム。

欧州に来て、普段から期待値を下げて暮らしており、通常より早く着いたことで、余計にうれしさが増しているかもしれません。

受け取るサービスに対する期待値を上げるということは、自分がサービスを提供する側に立った場合(労働者側の立場の場合)、相当頑張らないといけなくなるわけで。

だいたい、まあこんなもんやろ。お互い様。って思いつつ暮らしていくほうが、何かと気持ちが楽、なはず。

とは言いつつも、スイスは相当物価が高い。こちらが支払った対価に対して、まあこんなもんやろ。と思えるまでには、まだまだ慣れが必要そうです・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスツリーがレマン湖のそばで売っていた

通りすがりに見かけたので、写真だけとりました。

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これ全部クリスマスツリー。

オランダでもそうでしたが、毎年12月になるとクリスマスツリー用の生木が売られ始めるんですね。年をまたいで1月になるとごみ集積場に捨てられるという。

割りばしどころではない大胆な木の使い捨て方だなあ。